【次元斬リヴァイエール】

 《虚空海竜リヴァイエール》を中心に添えた、ビートダウン系のデッキ。

構築

モンスター(30枚)
不死武士
切り込み隊長×3枚
聖導騎士(セイントナイト)イシュザーク
異次元の戦士×3枚
異次元の女戦士×3枚
ハウリング・ウォリアー×2枚
トライデント・ウォリアー×2枚
ズババナイト×2枚
ジャンク・フォアード×2枚
ジャンク・シンクロン×2枚
X−セイバー パシウル×2枚
XX−セイバー フラムナイト×2枚
D−HERO デビルガイ×2枚
D.D.アサイラント×3枚

魔法(7枚)
抹殺の使徒
増援
戦士の生還
ブラック・コア
サイクロン×2枚
D・D・R(ディファレント・ディメンション・リバイバル)

罠(7枚)
奈落の落とし穴×2枚
聖なるバリア−ミラーフォース−
次元幽閉×3枚
異次元からの帰還

エクストラデッキ
No.17 リバイス・ドラゴン×2枚
No.39 希望皇ホープ
X−セイバー ウェイン
ギガンテック・ファイター×2枚
ジャンク・アーチャー
ジャンク・ガードナー
ジャンク・デストロイヤー
ジャンク・バーサーカー
スカー・ウォリアー
虚空海竜リヴァイエール×3枚
不退の荒武者

メインカードと運用

《虚空海竜リヴァイエール》
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/風属性/水族/攻1800/守1600
レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
ゲームから除外されている自分または相手の
レベル4以下のモンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。

 除外されているモンスターを特殊召喚することができる《虚空海竜リヴァイエール》の効果を最大限に発揮しようと思い立って構築したデッキ。
 構築としては《異次元の戦士》などを投入した【次元斬】に《虚空海竜リヴァイエール》を投入する形になるが、エクシーズ召喚の特性上、レベル3のモンスターを多めに投入する必要がある。
 《切り込み隊長》や《不死武士》は、戦士族中心の構築であれば難なく活用でき、《ハウリング・ウォリアー》さえ存在すれば容易にエクシーズ召喚につなげることが可能となる。特に《ハウリング・ウォリアー》と《トライデント・ウォリアー》の相性はよく、手札に2枚が揃っていれば、即座に《虚空海竜リヴァイエール》を召喚することも可能なる。
 また《D−HERO デビルガイ》は、レベル3であり、相手のフィールド上に存在する表側攻撃表示のモンスター1体を除外することができる効果を持っていることから、相手モンスターを《虚空海竜リヴァイエール》で奪いやすくしている一つの要因となっている。
 余裕があれば《ジャンク・バーサーカー》の効果で墓地にジャンクモンスターを増やし、《虚空海竜リヴァイエール》や《異次元からの帰還》で帰還させることも可能。
 シンクロ召喚、エクシーズ召喚ともにある程度狙いやすいデッキのため、状況次第では【次元斬】の要素を使う必要が無い場合もある。

 弱点としては、打点が高くないため、ビートダウンとしては低速側であること。除外を封じられると真価を発揮できないことが挙げられる。【フルバーン】が相手の場合には、早めに火力のあるモンスターを召喚しないと成す術も無くなってしまう。戦闘では《異次元の戦士》などに代表されるように1:1交換が成立しやすいため、それほど苦にはならないが、あくまでも1:1交換にしかならないので、モンスターの数で負けていると劣勢に陥りやすい。
 また、テーマとなっている《虚空海竜リヴァイエール》のステータスが頼れるものとは言い切れないため、状況によっては、《No.17 リバイス・ドラゴン》のエクシーズ召喚も視野に入れておきたいところではある。
 ビートダウンのため、一見ロックには弱い印象を受けがちだが、エクシーズ召喚を用いていること、打点の低い《異次元の戦士》や《切り込み隊長》がいることから、相手が1枚ロックパーツを使うだけで動きがまったく止まってしまうことが少ないのは、通常の【次元斬】には無い利点であるか。