【宮廷ビート】

 《宮廷のしきたり》を中心に添えた、ビートダウン系のデッキ。

構築

モンスター(19枚)
氷弾使いレイス×3枚
神炎皇ウリア
柴戦士タロ×2枚
機皇帝グランエル∞
霞の谷(ミスト・バレー)の戦士×3枚
霞の谷(ミスト・バレー)のファルコン×3枚
ダーク・リゾネーター×3枚
X−セイバー パシウル×3枚

魔法(2枚)
サイクロン×2枚

罠(23枚)
死霊ゾーマ×3枚
緊急同調×2枚
宮廷のしきたり×2枚
機動砦 ストロング・ホールド×2枚
メタル・リフレクト・スライム×3枚
マジック・ドレイン×2枚
ソウル・オブ・スタチュー×3枚
カース・オブ・スタチュー×3枚
アポピスの化神×3枚

エクストラデッキ
A・O・J カタストル
C(チェーン)・ドラゴン
エンシェント・フェアリー・ドラゴン
ギガンテック・ファイター
スクラップ・ドラゴン
スターダスト・ドラゴン
ダークエンド・ドラゴン
デーモン・カオス・キング
ナチュル・パルキオン
ブラック・ローズ・ドラゴン
ブラックフェザー・ドラゴン
ブラッド・メフィスト
神聖騎士(ホーリーナイト)パーシアス
氷結界の龍 トリシューラ
氷結界の龍 ブリューナク

メインカードと運用

《宮廷のしきたり》
永続罠
フィールド上に表側表示で存在する「宮廷のしきたり」以外の永続罠カードを破壊する事はできない。
「宮廷のしきたり」は、自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。

 永続罠カードを破壊から守ることができる《宮廷のしきたり》と、永続罠モンスターを組み合わせたビートダウン系のデッキ。
 あらゆる破壊に対して耐性を持たせることができるので、《サイクロン》はもちろん、永続罠モンスターがモンスター扱いであるが故の弱点(モンスター破壊効果が効いてしまうこと)をもある程度克服することができる。
 そのため、《聖なるバリア−ミラーフォース》や《激流葬》でも破壊されない永続罠モンスターが誕生することになる。
 これらと、既にある程度の戦闘破壊耐性を持つ《ダーク・リゾネーター》や《氷弾使いレイス》のようなチューナーと組み合わせてシンクロ召喚していくのが狙い目となる。
 なお《緊急同調》は、永続罠モンスターが故の展開の遅さをカバーするために投入されている。戦闘破壊耐性を持つ裏側守備表示チューナーが攻撃を受けてリバースした後が、もっとも効率よく働く。
 また、《神炎皇ウリア》と《宮廷のしきたり》とは相性がよく、終盤にかけて墓地に永続罠カードが増えてきた頃に特殊召喚できれば心強い。

 弱点としては、《王宮のお触れ》のような罠カードで《宮廷のしきたり》の発動を妨害されること。そして、特殊召喚を妨害されること。《宮廷のしきたり》は相手の永続罠カードも守ってしまうことが挙げられる。特に《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》を発動されると、《宮廷のしきたり》か 《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》を何らかの方法でフィールドから離さない限り、完封負けすることもありうる。